海外FXはレバレッジが高いうえに、ゼロカットやボーナスなどのメリットがあります。そして、何よりも嬉しいのは通貨ペアやCFDなど取り扱い銘柄がとても多いことです。
とくに最近はエネルギー高騰にて、原油や天然ガス、米国株に欧州株と海外FXで取引きしたいと計画する投資家は多いようです。海外FXなら、国内では取り扱っていない通貨ペアやCFDがハイレバレッジで取引できます。
しかし、いざ、海外FXのCFDを始めようと思っても、何かと不安に思うことも多いですよね。
ここでは、海外FXで不安に思いがちなことや、疑問に思いがちなことをまとめて解説しておきたいと思います。海外FXに興味がある方は、ぜひ目を通しておいて下さい。

海外FXは当然ながら海外の会社だから不安だよね。
資金のトラブルとかないのかな。

もちろん国内のように、ほぼ100%安心して便利に使える、
というわけではありません。
ただ、業者選びさえ慎重にすれば、トラブルなく快適に使っていけます。

海外FXでは、日本向けのサービスで10年以上の実績を持つ業者も少なくありません。国内FXよりも実績が長い業者もあり、中には20年以上になる業者もあるのです。
もし、危険な業者であれば、そんなに長くは運営していけませんよね。
今の時代、SNSやブログにて悪い評判があればあっという間に拡散されてしまいます。
ただ、実際には一部の業者において深刻なトラブルがあったり、悪質な詐欺業者があるのも事実です。加えて、国内の業者とは勝手が違うため、戸惑うことも多くなります。
何かとメリットが多い海外FXを安心して使っていくためには、あらかじめ不明点を明確にしておくことと、信頼できる業者選びが肝心です。
では、海外FXで疑問に思いがちな不安要素を1つずつ見ていきましょう。

海外FXでまず一番に心配となるのが、「出金拒否や詐欺」の可能性です。大切なお金を預けるわけですから、いざという時に「出金できない」「連絡がとれない」となっては大変です。
「出金拒否や詐欺」の噂は本当なのか気になりますよね。
ずばりお答えすると、海外FXで「出金拒否や詐欺」があるのは事実です。ただ、詐欺を働く業者は全く無名の「海外FX業者」であり、SNSを介して自動売買ソフトを購入させていることが大きな特徴です。

ここで、しっかりお伝えしておきたいのは国内でよく使われている海外FX業者では「出金拒否や詐欺」のトラブルはない(悪質なものはない)、ということです。
まれに、海外FXでは入出金方法の仕組み的な問題や異業者間での両建てなどで「口座凍結」されるケースはありますが、普通に利用している限りはトラブルがあったとしても解決できる場合がほとんどです。
自動売買ソフトだけでなく、最近ではマッチングアプリや国際ロマンス系サイト、FXとはまったく関係ないサイトを介した海外FX詐欺が増えてきていますので、十分に注意しなければなりません。

どの業者を選ぶのか、
信頼できる海外FX業者選びは最も重要なポイントとなります。

次に気になるのが、そもそも海外は違法ではないのか?ということです。
「海外FXは無登録業者だから危ない」
「海外FXは金融庁に注意喚起されている」
などと見かけるかと思います。
真相はというと・・
海外FXは違法ではありません。金融庁は、無登録業者の利用を注意喚起していますが、利用に関しては自己責任としています。
登録を受けない外国証券業者であっても、その取引相手が証券会社やその他金融機関等の場合、もしくは証券業者が「勧誘」及び「勧誘に類する行為」をすることなく国内居住者から注文を受ける場合は、国内居住者との取引をすることができます。
海外FXは、海外に拠点を持つ業者ですので、日本の法律の対象外となります。したがって、海外FX業者が無登録であるのは当然であって、「無登録 = 詐欺」というわけではないということです。
とはいえ、安全にトラブルなく使える海外FX業者であっても、万が一の時には日本の法律では対処できないことを理解しておく必要があります。

海外FXは、どんなに信頼できる業者でも多少のリスクが生じるのです。
原油CFDで簡単にエネルギー投資!原油CFD おすすめの国内FX業者・海外FX業者
天然ガスCFDで簡単投資!天然ガスCFD おすすめの国内FX業者・海外FX業者

ここで、海外FXが違法でないのなら金融庁が注意喚起するのはなぜなのか、と疑問に思う方もいるでしょう。
無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください
金融庁が注意喚起しているのは、いくつか理由があります。
- 海外FXの詐欺が報告されているため
- 日本の法律で対処できないため
- 日本のFX業者を使ってほしいため
などが理由として考えられます。
先にも述べましたように、海外FX業者の中には悪質な詐欺業者も存在します。仮に、詐欺の報告を受けたとしても日本の金融庁は海外業者を相手にどうすることもできません。
事前に注意喚起しておくことで、詐欺などの被害から消費者を守ることにつながります。加えて、海外業者への資金流出を防ぎたいとの思惑もあるでしょう。

消費者のトラブルを防いだり、
海外への資金流出を防ぐために注意喚起してあるのです。

そして、入金しようと思った時に心配になるのが「もし、この業者が倒産したら自分の資金はどうなるのだろう・・・」ということです。
国内FX業者の場合は、信託保全(万が一の資金返還の保証)が義務づけられていますので、どの業者を選んだとしても資金の安全性が保証されています。
海外FX業者の場合はどうなのでしょうか。
注意したいのは、海外FXでは信託保全を採用している業者がごくわずかだということです。たいていの業者が分別管理(会社の資金と顧客の資金を完全分離すること)を約束していますが、信託銀行に預託して資金の返還を保証する業者は稀です。
対策としてできることは、倒産リスクが低い海外FX業者を選ぶか、信託保全を採用する業者のみ利用する方法があります。あるいは、少額取引のみに徹することも1つの方法です。

信頼性が高く大手系の海外FX業者なら、
倒産リスクはかなり低いといえるでしょう。

海外FXと国内FXとでは、使い勝手が多少かわってきます。よく知らないまま海外FXを使う中で、「いつの間にか借金をつくってしまうことはないのだろうか」と心配になる方もいるかもしれません。
海外FXで借金をつくってしまうリスクはあるのでしょうか。
国内FXと同じようにFXトレードで損失が出ることはあっても、損失がもとで借金となることはありません。有料のサービスもあるのですが、基本的に料金を支払ったうえで利用する仕組みになっています。
本人の認識なしに何らかの支払いが生じることはないので安心です。
ただし、FX資金をつくるために金融機関から借金をする投資家もいるようです。これは、海外FXとは別で本人がつくった借金です。

借金をしてFXトレードをするのは間違えです。
絶対におすすめできません。

海外FXの情報を調べていると、「ゼロカット・追証なし」という言葉をよく見かけます。
「ゼロカット・追証なし」とはどういうことなのでしょうか。
「ゼロカット」とは、急激な為替変動にてロスカットが間に合わなかった場合でも、残高がマイナスにならないことを保証する制度です。(海外FX業者が補填してくれる仕組みになっています。)
海外FXの場合はハイレバレッジだけに、もしロスカットが間に合わないとすれば数秒でも多大なマイナス額が出る恐れがあります。それでは恐ろしくて、取引できないですよね。
ハイレバレッジのリスクを抑えるために、ほとんどの海外FX業者が「ゼロカット」を導入しているのです。
ここでいう「追証」とは、マイナス額に対する追証はないという意味です。

通常のロスカットに対応するための追証は任意となります。

あと、海外FXで気になるのがボーナスです。海外FXのボーナスとは取引のみに使える証拠金プレゼントのことです。ボーナス自体の出金はできませんが、稼いだ利益は出金可能な現金として残高に付与されます。
口座開設でもらえるボーナスと、入金した時にもらえるボーナスがあります。ボーナスの金額は海外FX業者によって異なり、入金不要でもらえるボーナスもあるのです。
ボーナスを提供していない海外FX業者もあります。
お得なボーナスにつられて申し込んだら、何か損するのではないかと心配になる方もいるでしょう。しかし、ボーナスをもらって損することはありません。ボーナスによって支払いが発生するようなことはないので安心して下さい。

もらえるのであれば、ボーナスはもらった方がお得です。

さて、いよいよ入出金となった時に不安になるのがクレジットカードの利用です。海外FXではクレジットカードでの入出金が当たり前に行われています。
クレジットカードで入出金とはどういうことなのか、危なくないのか不安ですよね。
クレジットカードで入金するということは、わかりやすくいうと海外FX業者から「入金〇〇円 = 〇〇円分の買い物をした」ことになります。クレジットカードで出金するということは、「出金〇〇円 = 〇〇円分の買い物をキャンセル・返金する」仕組みになっているのです。
海外FXのクレジットカード入出金は、ショッピング利用として処理されますので、入金した分のみ同じカードにて出勤可能となるわけです。
さらに注意しておきたいのが、ショッピング利用のキャンセルには期限があります。したがって、カード入金がある場合はカード出金から優先されるルールとなっています。
クレジットカード入金は即時反映となり、急ぎの時にはたいへん便利ですので、ぜひ覚えておきたい入金方法です。

出金はキャンセル処理に若干時間がかかり、反映はカード会社によります。

海外FXと国内FXで勝手が違っていて、戸惑うことが多いのは入出金方法です。
海外FX業者ごとに、利用可能が入出金方法が異なり、マネーロンダリング(金融犯罪)への対策から「入金した方法でしか出金できない」といったルールがある場合が多いです。利益分の出金に関しては、自由に選択可能となります。
入金する際には、出金するときのことを考慮するのが海外FXを使いこなすコツ。
では、おすすめの入出金方法は何なのでしょうか。
最近では、日本人向けに国内に銀行口座を備えている海外FX業者も増えてきています。海外FXでの入出金でも「国内の銀行振り込み」のように便利に使えたりするのです。
「国内の銀行振り込み」が使えると便利ではありますが、海外FX業者間の資金移動や緊急の入金の時に使いづらかったりと限界があります。
そこでぜひ活用したのが、国際決済サービスのbitwalletです。bitwalletにアカウントつくっておけば、bitwalletを介して海外FXの入出金が簡単スピーディにこなせます。bitwalletから海外FX業者への入金は手数料無料、各自の銀行口座への出金は金額を問わず手数料が一律840円です。

利益分の出金にも使えて、利用できる海外FX業者は多いことも
おすすすめの理由です。

海外FXは、業者選びさえ慎重にするなら、安全に快適に使っていくことが可能です。
とくに初めての海外FXは、戸惑うことも多いため「安全性」と重視して選ぶことが大切です。
安全性を重視した海外FX業者選びのポイントとなるのは・・・
- 国内での評判・口コミ → 信頼性・安全性が計れる
- わかりやすさ → スムーズに始めていける、混乱しない
- 日本語サポート → 日本語サイト、日本語の問い合わせができる
ちなみに、信頼性を計るのに金融ライセンスをチェックする方法もあります。
金融ライセンスはオフショア系のマイナーなラインセンスであることが多いです。これは、経営戦略上のことなので、あまり判断材料にはならないのが現状。
判断材料となるのが、グループ会社全体ではどんな国のラインセンスを取得しているのか、ということです。
キプロス、英国など、ある程度メジャーなラインセンスなどを取得していれば、信頼性は高めだと見ることができます。

- 通貨ペア53種類、CFD1000種類以上、仮想通貨
- 手数料:無料(銘柄によってかかる場合もある)
- 最大レバレッジ:1000倍
- 入金ボーナス、キャンペーンが豊富
- グループ全体で7か国の金融ライセンス
- 少額取引口座あり
- 最低取引単位:0.01ロット
- 日本語サポートあり・充実
XMTradingはシンプルで使いやすいサービスと、入金しなくてももらえる証拠金ボーナスで有名な海外FX業者です。人気ランキングでもよく1位に登場します。
通貨ペア、エネルギー、貴金属、株価指数、株式、仮想通貨と銘柄も豊富。10通貨から取引可能。
XMTradingがおすすめな理由は、日本人投資家の数が多く、国内でも知名度が高いことです。日本向けの金融ライセンスはセーシェル金融庁、グループ全体ではキプロス、英国、オーストラリアのライセンスを取得。
ネットでも得られる情報が非常に豊富で、悪い評判もほとんど聞きません。日本語サポートの質でも高く評価されているので、初めての海外FXでも安心です。

- 通貨ペア61種類、CFD19種類、株式CFD150種類以上
- 手数料:無料、マイナススワップが小さめ
- 最大レバレッジ:400倍
- 入金ボーナス
- 最低取引単位:0.01ロット
- 日本語サポートあり・充実
AXIORYは業界でもトップクラスの最狭スプレッドと高速約定を提供する海外FX業者です。トレード環境重視の投資家から一目おかれている存在。XMと並んでよく知られている業者でもあります。
株式CFDが150種類以上から選べます。狭いスプレッドと高度な約定力で短期トレードにも最適。
AXIORYがとくにおすすめな理由は信託保全を採用していることです。金融ライセンスはベリーズ共和国。
万が一、会社が倒産したとしても顧客の資金は信託銀行にて分別されていますのでノータッチです。預け入れた資金は20,000ドルまで補償されています。海外業者への入金をためらう方にも安心です。

- 通貨ペア61種類、CFD19種類、株式CFD150種類以上
- 手数料:無料、マイナススワップが小さめ
- 最大レバレッジ:400倍
- 入金ボーナス
- 最低取引単位:0.01ロット
- 日本語サポートあり・充実
HF MARKETSはCFDの種類が多いことで人気の海外FX業者です。5ドルから始められます。口座のタイプも5種類から選べます。キャンペーンやイベントも多く、楽しみながら海外FXで投資が行えます。
米国、欧州の株式、ETF、コモデティ、債券など国内では取引できないような銘柄が豊富にそろっています。
日本向けの金融ライセンスはセントビンセント・グレナディーンと、かなりマイナーでも、グループ全体ではキプロス、英国など信頼性が高いラインセスを取得。
信託保全がないかわりに賠償保険制度に加入し、顧客資金を最大500万ユーロ(約6億円)まで保証しています。190か国でグローバルに展開していて、口座数350万口座と最大手の海外FX業者なのでトラブルや倒産のリスクはかなり低いです。
海外FXを初めて使う方にとって、重視すべきことは3つ。
- 安全性、信頼性が高い業者を選ぶ
- わかりやすく使いやすい業者を選ぶ
- 日本語サポートが充実している業者を選ぶ
安全に使えて、かつシンプルでわかりやすいサービス。初めての海外FXでは、とても重要なポイントです。
そして、さらにチェックしておきたいのが日本語サポートです。(一部の方は英語でも問題ないケースもあるでしょう)
海外FXに慣れてくれば、いくらでも気になる業者を使ってみることが可能です。最初は何かと不安も多い海外FXのスタートは、安全性、わかりやすさ、日本語サポートを最重視してまずは1社で試してみるのがおすすめです。
ぜひ、今回ご紹介した3社から使ってみたい業者を選んでみて下さいね!

